ピンクゴールドの結婚指輪で知っておきたい変色のリスク

プロポーズに使うなら素敵な結婚指輪にしたいもの。

女性から人気のピンクゴールドなどぴったりのように思えますよね。

しかしこの素材は変色のリスクがあり、長く使っていると色が変わることも。

だからおすすめできないわけではありませんが、少なくとも変色のリスクは知っておくといいでしょう。

ピンクゴールドはなぜ変色しやすいのかというと、配合されている別の素材の影響です。

そもそもピンクゴールドとは、ゴールドに別の素材を混ぜて作った合金なのです。

このときに混ぜる素材の種類と割合によって色合いが変化します。

ゴールドの色合いをピンクにするために銅が比較的多く配合されているのですが、銅は変色しやすい素材なのです。

この関係で、合金の各種ゴールドの中でもピンクゴールドは変色しやすくなっています。

完成直後はきれいな淡いピンク色で、金属の色には思えない素敵な指輪になると思いますが、変色すると全体の色合いが濁ったり、まだらに色が変わった部分ができたりと、完成当初の美しさはどうしても損なわれがちです。

これは素材そのものの色が変わってしまった状態ですから、表面を布で拭くといったお手入れでは元に戻せません。

ショップや工房で磨き直すなどすると元の色合いに戻ることがあります。

ご紹介したような変色のリスクがあるわけですが、だからといってプロポーズに使う指輪としておすすめできないわけではありません。

いくら変色しやすいといっても素手で触った瞬間にすぐ変色するわけではありません。

完成直後は非常に美しい色合いをしており、女性からは特に人気の素材でもありますから、大事なプロポーズのときに作る指輪としてもおすすめです。

ただし、プロポーズするパートナーが変色といったリスクを気にする場合や、そもそもピンク色をそこまで好まない場合は、別の素材も考えてみるといいでしょう。

ブライダルジュエリーとして人気があり、変色にも強い素材というとプラチナなどもおすすめです。