プラチナの結婚指輪は高い…いいえ!実は! - プロポーズ 指輪を素敵に渡そう

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プラチナの結婚指輪は高い…いいえ!実は!

プラチナの採掘量はわずか3g

プラチナが採掘される量は、原石1tに対して僅か3gしかありません。2020年に採掘されたプラチナの総量は、153tのみ。同年ゴールドの採掘量が3300tと考えたら、いかに希少な鉱物であるかが手に取るように分かるでしょう。
なお153tのうち102tは、南アフリカから採掘されています。プラチナに関しては、南アフリカにおんぶにだっこ状態。もし南アフリカの鉱山が閉山となったら、プラチナは二度と手元に来ることはありません。大変貴重な鉱物であるがゆえに、プラチナの結婚指輪の値段はどうしても高くなるのです。

プラチナの結婚指輪はやっぱり高い

あるブランドで売られている結婚指輪のケースを紹介しましょう。フランスの高級ブランドにある結婚指輪の場合。ゴールドの結婚指輪アーム幅2.5mmで、11万円で売られていました。同タイプの結婚指輪で素材がプラチナとなると、値段は13万円台と高くなりました。ちなみにアーム幅は、プラチナの13万円の結婚指輪の方が0.5mm細いです。
似たような現象は、日本のブランドでも起きています。ゴールドの結婚指輪であればピンキリとありますが、15万円未満で販売されているものが多く見られます。しかしプラチナとなると、15万円超えの結婚指輪も珍しくありません。

純度の低いプラチナを狙え

では安い値段がついているプラチナの結婚指輪は、存在していないのでしょうか。純度を問わないというのなら、安い値段でもプラチナの結婚指輪の入手は可能です。ポイントとなるのが「pt」という刻印。
プラチナと一言言っても色々とあり、中には純度の低いプラチナもございます。先ほど紹介したブランドは、フランスも国内ブランドも「pt950」という純度の高いプラチナが、使われていました。

見た目だけでは分からない

安い値段がついているプラチナの結婚指輪を狙うなら、おすすめは「pt900」です。純度が落ちるため本来のプラチナの輝きは難しくなるも、肉眼ではほとんど分かりません。「pt950」と比べると頑丈に出来ているので、大切に扱えば孫の代まで使えるでしょう。
値段はピンキリとあるものの、安いものなら10万円前後で購入可能。2つ合わせても20万円少し超えるぐらいです。