結婚指輪のクリーニング方法
クリーニングのすすめ
普段から結婚指輪を大切に扱っているのは、十分に分かります。毎日のように専用のクロスで丁寧に拭き、厳重に保管していることでしょう。しかし、結婚指輪は日常的に扱うもの。どんなに大切にケアをしていても、十分ではないのです。必ずどこかに、取り残した汚れがついているものです。
取り残した汚れは、極わずか。電子顕微鏡で覗いて、ようやく確認できるレベルでしょう。しかし年月が重なると、目に見える形で現れてきます。表面に出てしまうと、個人のケアだけではどうしようも出来ません。そこでおすすめしたいのが、クリーニングです。
アフターサービスでクリーニングできる
アフターサービスの一環として、結婚指輪のクリーニングサービスは設けられているはずです。全ての店に対応しているとは言い難いものの、いわゆる「有名ブランド店」であれば対応しているかと存じます。
クリーニングにかかる時間は、店によりけりです。早いところなら15分〜30分ほどで完了。ただし工房でクリーニングを手掛けている店ならば、2週間〜3週間はかかるでしょう。クリーニング期間に関しては一概に言えないので、事前にお問い合わせ下さい。
自宅でクリーニングをする方法
結婚指輪のクリーニングは、自宅でも出来ます。用意するのは、柔らかい歯ブラシと中性洗剤。柔らかい歯ブラシに中性洗剤をつけて、軽く叩くように汚れを落としていきます。ゴシゴシと磨くと、アーム表面に傷がつくので注意して下さい。
ただし、注意したいのは結婚指輪に使われている素材です。真珠・エメラルド・トルコ石等が指輪に使われている場合、中性洗剤を使うのはNGです。ダイヤモンドなら問題ありませんが、念には念を入れて確認しましょう。
いつも通りのケアで十分
中性洗剤や店への持ち込みは、指輪に余程のことがあった場合のクリーニング方法です。普段のクリーニングについては、いつも通りで構いません。ただ結婚指輪を少しでも長持ちさせたいのなら、手を洗ってから指輪をつけるのが良いでしょう。
手に少しでも化粧品がついていると、汚れの元になるからです。